人生を好転させる

今度の本に書痙の話を書きましたが、人前で緊張して字が書けなくなる、それはあがってしまって人前でしゃべれなくなるという事と同じものです。

この事で人知れず悩み続け、将来を悲観的に考えている方がたくさんおられるのも事実です。

今まで、いろんな公的な事から目をそむけ、逃げてきたという何人もの方から相談を受けました。

過去に人前での挨拶など徹底して逃げてきたけれど、長い人生、そんなに逃げおせるものではありません。
そして、決定的な事がわが身にふりかかってきます。
それは、息子の結婚式の最後の新郎の父親としての挨拶です。
これだけは絶対に逃げる訳にはいきません。

「半年先に息子の結婚式があり、挨拶をしなくてはいけません、なんとかしゃべれるスイッチを入れてもらえませんか」という、60代の男性から何度か相談を受けた事があります。

昔から『泥棒を見て縄をなう』ということわざがありますが、まさにこの事です。
そんなに簡単にスイッチが入るというものではありません。
というよりも、この方たちは人前でしゃべれないというスイッチを自らの手でオンにしているのです。

要はこのスイッチを切り替えるのです。
ただ、永年にわたりロックがかかったスイッチです。
まず、本人がこのスイッチに手をかけるかどうか、ここが重要なカギです。
うまくロックが解除されれば人生が大きく好転します。
これがまさに脳力開発なのです。

今までいろんな事にチャレンジしてきましたが、今年は是非この人前で自由にしゃべれるスイッチの切り替えをやろうと思います。
『気を自在に使いこなす』、そして『言葉を自在につかいこなす』
上手にしゃべろうとするのではなく、人前であがらずにしゃべれるということなのです。

明日は、京都教室です。

先月の教室に、病院でパーキンソン症候群と診断され将来を絶望視しているという40才前後の男性がお見えになりました。

いつも教室では実演をおこなうのですが,その時もみなさんの前で彼に、3分程気を送ったところ、身体に痙攣が起こりだしその直後に走れるまでになりました。
物をつかむ事ができなかった手でいすを持ち上げたり、いろんな事をみなさんの目の前でしてみてくれました。

これで人生が変わりますと、うれしそうに教室を後にされました。

このような事は毎回教室で見る光景ですが、家族がこのような状態になった時、みなさんが救うというのが、空の会の大きなコンセプトです。

さー、明日の教室に彼が元気な姿できてくれるかどうか?

みなさん、期待しておられる事と思います。

 

新年のご挨拶

昨年末の出版以来、たくさんの方々からのお問合せやホームページへのアクセスをいただきありがとうございました、心よりお礼申しあげます。

各地の教室にも新しい参加者の方がお見えになり、にぎやかになってまいりました。

1月28日には東京にて出版記念講演を行い、本の中では伝えられなかった事など詳しくお話をさせていただくつもりです。
たくさんの御参加お待ち申し上げます。

又、この本で御縁のあったみなさんにこれからもたくさんの感動と刺激を味わっていただきたいと張り切っています。

そして、このホームページにお越しくださった方々と、どこかで是非お会いしたいと楽しみにしています。

これからも、いろんなニュースをお伝えしますので、お暇な時には是非のぞいてみて下さい。
それでは本年も何とぞよろしくお願いいたします。

写真は京都、因幡堂平等寺の御門の献灯です。

 

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気の極意
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「気」を自在に使いこなす
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