空の会の会員さんの連絡用掲示板にこのような書き込みがありました。
『 以前浦田先生の講演会を帯広でやりました。
参加者の中に、自動車事故に遭い、首が曲がったままで足を引いて歩いている青年がおりまして、先生は文字どおり、彼を観てる間にもとに戻しました。
その時の、他の感動とともに、ここ十勝にある2つのサイトに投稿しましたところ、
1つのサイトから一般の何人もの方から医師法違反という指摘があり、サイト管理者より削除の要請があったことがありました。 』
というものでした。
そして、書き込みの後半部分にはこのようにも書いておられます。
『 かなり昔、サラリーマン超能力者として高塚光氏がメデアで大きく取り上げられて
大変なブームとなりました。彼の本を読んだことがありました。
例によって、その筋からお呼び出しがかかりました。
結果何もしていないので、その筋の結論は、医師法違反としては問えないということであったと高塚氏は記述しておられました。』
この件で少し私なりの考えを述べたいと思います。
30数年前、気の世界に身を投じた頃、直接腰などに手を当ててヒーリングを
行っていました。
趣味の間はそれほど気にはしていなかったのですが、その後対価を頂戴する
ようになってから、医師法という問題を考えるようになってきました。
現在、対価を取って合法的に体に触れて治療できるのは、医師、接骨院の柔道整復師、
鍼灸師、視覚障害者のマッサージ師等が主な方々だと思います。
間違っていたらごめんなさい。
その他の民間資格というものは国家資格ではないので厳密に言えば無資格です。
ですから、民間資格では治療行為に当たる場合は医師法違反に問われます。
普段、何もなければあまり厳しく追及される事はないのですが、ひとたび問題が起きた
場合その筋からおとがめを受ける事になります。
もちろん、対価を頂かずあくまでボランティアの世界にとどまれば、又別問題だと
思います。
いずれにしても、相手の体に触れるというのは色んな意味で危険性を含んでいるので、
この問題をクリアするために私が永年かけて完成させたのが、さわらずに見るだけで
治すというやり方なのです。
もちろん、見るだけといっても相手に触らず気を送るというやりかたです。
以前、その世界の方に尋ねた事があるのですが、相手に触れなければ神社で行う
病気平癒のお祓いやお寺で行うガン封じの祈祷などと同じで格別な問題も無く
もし何かがおきたとしても立証の仕様が無いというのが当局の見解でした。
しかしながら、いずれにしても、せっかく好意で行っていることでも相手の人や
ご家族がどのような考え方を持っているか分からないので、こちらの方も危険を
回避するよう考える必要があると思います。
そういう意味で空の会では相手に触れないで治すという事を大前提にしているのです。
そして、治療という表現も一切致しません。
基本的に蘇生という表現をします。
つまり、痛くなかった前の状態に戻してあげるのです。
ですから、治療ではなく元の状態に回復させるという考え方です。
そこで問題なのは元がどうだったかです。
以前、あるタレントさんがテレビで言っておられましたが、100人の人がいて
50人が自分の事を好きだったら、後の50人の人は自分の事を嫌いなはずだと、
こう述べておられました。
自民党が与党の時は民主党が激しい批判と攻撃を繰り返してきましたが、一転与野党が
入れ替わるとここぞとばかり自民党が反撃にうつりました。
時には目を覆いたくなるような時もあります。
これと同じで人というのは、いくら正しい事を行っていても必ず、批判や非難を
受けるものです。
つまり半分の人は考え方が違うのです。
もちろん、それは善悪の判断というものではありません。
見えるものが、人によっては白に見えたり、赤に見えたり、黒に見えたり
千差万別です。
全員が決して自分と同じ色に見える事はありません。
冒頭の帯広の一件にしても、同様でそれぞれによって見え方が違います。
しかし、そうは言っても法を犯してはいけません。
その為にもルールをしっかり守って世の為人の為にお役に立たねばなりません。
ルールは明確です。
決して相手の体に触れてはいけません。
淡々と気を送るのです。
そうすれば体に触れる以上の結果を得られるのです。
過去、相手の体に触れる事無くたくさんの結果を出してきました。
ですから間違っても法に触れるような事はないと信じています。
『 みんな違って、みんないい』
こんな言葉がありますが、世の中みんな同じだったら面白くも何ともないのでは
ないでしょうか。
では!