毎日、今日は投稿をと思いつつ中々PCに向かえません。
年々困難になってきました。
これが歳をとるという事かと自分に問いかけています。
何をするのもおっくうになり面倒くさくなっていくのを肌で感じています。
25日に福岡教室を終え今月の教室が終わりました。
もちろん毎回教室では感動を味わっています。
先月71歳になりましたが私は早生まれなので同級生でも早い人は
4月から72歳になります。
私は子供の頃から目が良いので、その分老眼も早く訪れました。
そのせいで、ここ数年文字を読むのが辛くなり、もうここ5年ほど新聞や
本に目を通す事がなくなりました。
なので、天の教科書を手に入れることが出来て本当に良かったと思っています。
先月も東京の実技講習会で天の教科書を手に入れる方法をお伝えしたところです。
次回の講習会でもより深くお伝えしたいと思っています。
さて今月の感動をお伝えしたいと思います。
京都教室の翌日の事でした。
ある教室の生徒さんから、ヘルプの電話がかかってきました。
友人5人と京都観光に来て夜の京都の街を散策している時に石段で足を
踏み外してしまい足を捻挫して歩けなくなったので助けて欲しいという事でした。
その日は何も予定がなかったので早速宿泊先のホテルに向かいました。
彼女は待ち合わせ場所のホテルのロビーで椅子に座って待っておられました。
友人達は清水寺など観光に出かけたけど自分は足が痛くて歩けないのでホテルで
待機していたとの事でした。
椅子から立ってもらい背骨を見ると大きく歪んでいました。
元々気の通りの良い方ですから前から気を送ったら瞬時に真っすぐになり
痛みがなくなって普通に歩けるようになりました。
その後二人で昼食を食べ西本願寺と東寺を案内して夕方友達との
待ち合わせ場所にお連れして別れました。
良い経験になったと喜んでいただきましたが願わくば彼女の友人が、そのような
アクシデントに遭遇した時に私と同じことが出来るようになって欲しいと
お願いして一件落着しました。
昨年、熊本教室に中学3年生の男子が足を見て欲しいと教室に参加してきました。
彼は熊本県でもトップクラスのマラソン選手ですが足に腫瘍が出来て走る事が
出来なくなり私の所に来たのです。
そしていつものように気を送ったら瞬時に走れるようになり父親が感動して
いました。
しかし、熊大病院では手術は回避出来ないとの事で、その後手術に踏み切り
ました。
しかし、昨日教室の方から電話があり彼の、その後の報告がありました。
手術の後、再生するはずのない骨が再生し、これは奇跡だと主治医が
言っていたそうです。
彼は来月から熊本高専に入学が決まり、その前に私に一言礼を
言いたいと電話がかかってきました。
将来を嘱望された若い子たちがこのように復活する事はまさに
喜びの極みです。
毎回このような感動を味わいながら30年教室を続けてきました。
教室は1年を前期、後期に分けて年2回受講料を頂いています。
後3日で4月からの前期が始まります。
毎年この、前期、後期の最初の月に今まで来られていた方がスッと姿を消します。
肩を組みあって笑顔で盃を酌み交わした方でも顔が見えなくなります。
そんな時、私の心の中に隙間風が吹き抜けます。
今回も4月から今まで通り皆さんの笑顔に出会う事を願うばかりです。
教室は私が75歳くらいまでかなあと言った事にネガティブだと言った方が
いましたが、例えばどんな落語の名人でも客がいなければ寄席を開くことは
出来ません。
そういう意味で75歳くらいまでが限界かなあと言ったのです。
先日90歳まで続けると約束を致しましたが、それは皆さんが教室に継続して
参加してくれるという条件のもとです。
一人芝居は出来ません。
特に東京は地方と違って会場費やホテル代も高いし飛行機代などの交通費も
負担が重くのしかかってきます。
又、来年のオリンピックを前に色んな物が高騰しています。
久しぶりの投稿なのに楽しくない話で申し訳ないのですが
教室継続のために是非皆さんのご協力をお願い致します。
今月、羽田空港に到着する直前の飛行機の窓から見た富士山です。
こうやって30年東京に通いました。
71回目の桜を愛でる事が出来ました。
緑も鮮やかに、春の訪れです。
朝9時の駅、誰もいません。