九州の自宅にいてもヒーリングの依頼や病気の相談の電話がありましたと、
京都の事務所から連絡の電話やメールがきます。
家に帰ってものんびりする訳にはいきません。
留守の間にたまった雑用をこなさなければならず休む間もなくです。
久しぶりに帰宅して居間に座っている女房の背中が前にまがっているのに気がつき
私の知らぬ間に、こんなに加齢が進んだのかと胸が痛くなりました。
永年ほったらかしにしてきた結果です。
普通の家では子供たちは独立して家を出るし、もちろん我が家も息子は独立して
自分の城をかまえ孫と生活をしています。
どの家でも夫婦で会話をしながら食卓を囲むのが当たり前なのに、いつも一人寂しく
夕食をとっている女房の後姿を思うと申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになりました。
そう思うと外で他人と会話をしながら食事をする事に申し訳ない気持ちで後ろめたさ
さえ感じます。
それは、あなたの仕事だろうと言われそうですが、やはり尋常ではありません。
『80歳90歳までも頑張ってください』
こんな言葉をいただきますが、現実としてあり得ません。
みなさんも何よりも家族が一番大切だと思いますが、私にとっても同じです。
そんな歳まで家族をほっとくわけにはいきません。
何度も言うようにいつかは九州に戻るし、そこで全ての関わりが終わります。
そして、それはずっと先の事ではありません。
今日もある方から特選会のお尋ねがありましたが、先日特選会に入会されたある方が
『今のうちに学んでおかないと引退されたら学べない』
こうおっしゃるように引退したら、もう何もありません。
もう一度出版をしたいと思いある方に相談しましたが、今出版業界は厳しくて
出版社が簡単には首を縦にふってくれないと返事がありました。
無理に出版する必要もないし、ならばあきらめるしかありません。
これまで私が永年にわたって実践してきた世界は今の日本では認知してもらえません。
今までやってきたように、これからもコツコツと口コミで伝えるしかありません。
それにしても残された時間がだんだんと少なくなってきました。
最近こんな話ばかりとお思いかも知れませんが、現実の話であり私にとって切実な
問題です。
みなさん、そろそろギアをトップに切り替えましょう。
先日京都のO氏が認定証を受けられましたが、これくらいで満足している場合では
ありません。
認定は骨折、視力の2項目です。
私が過去回復に成功した難病と言われる症例を教室での講義の時に列挙しましたが、
その項目は思いついただけで約30種に上ります。
今日もいろいろと述べましたが、他意はありません。
ひとえに、みなさんを気の達人に導きたい、ただそれだけです。
頑張ってください。
日々の努力を続けてください。
そして宝物を手に入れてください。
私の切なる願いです。