昨日、新しい元号の発表がありました。
思えば私が40歳の1月に昭和天皇が崩御され元号が平成と変わりました。
あれから31年、あっという間に時が流れました。
後、もう一回、令和の次の元号まで見届けたいものです。
桜は満開なのに花冷えで寒い日が続いています。
東北や北陸では雪が降っています。
そう言いながら、あっという間に又、暑い夏がやってきます。
先日ある中学校に行ってきました。
バスケットボール、バレーボールのクラブの子供たちに会ってきました。
子供たちが体の痛い所を訴えてきました。
そのほとんどが膝、足首の痛みを取って欲しいという事でした。
しかし、今回はうまくいきません。
原因は何なのか、それは中学生に多い成長痛から来る痛みです。
春の竹の子が一晩で1メートルも2メートルも大きくなるのと同じで
成長期の中学生の身長は一晩で2センチ、3センチ伸びます。
その成長の過程からくる痛みは解消出来ません。
そして特に、その痛みは膝、足首に集中します。
今回は1年生、2年生ばかりで成長著しい年齢で期待に答える事が出来ず
子供たちも残念そうでした。
後は剣道部の顧問の先生が膝の痛みを取って欲しいと頼まれ一応気を送りましたが
変化がなく残念そうでしたが、これも期待に応える事は出来ません。
私自身が永年剣道をやってきて、その経験値から理解できるのですが何十年も
剣道をやって酷使した膝は一瞬で回復する事はありません。
又、ゴルフ、野球、ダンス、など肉体を酷使したものは回復不能です。
この痛みから解放されるためには競技を止めるしかないのです。
つまり、ぎっくり腰、捻挫、脱臼など突発的なケガは瞬時に回復します。
しかし長年かけて痛めた体の不調は回復の見込みはなく痛みから解放されたければ
競技を止めるしかないのです。
又、加齢からくる症状なども期待できません。
例えば加齢からくる老眼、難聴、骨の老化などです。
このように可能なもの不可能なものを見極める目を養うことも大切な事です。
先日知人が亡くなりました。
聞くところによると断食に行って、その直後に体調を崩して間もなく
他界しました。
彼は70代後半です。
歳がいくと食が細くなり十分な栄養が取れず栄養失調になりやすいのです。
その上に断食と言うのは非常に危険です。
断食は年齢が若くて体力のある時に行うものです。
私自身も年々食が細くなっていくのが身をもって感じています。
若い時はあまり肉を食べなかったのですが最近は若い時より肉を食べるように
なりました。
もちろん少量ですが上質の肉を少し食べるようにしています。
焼肉食べ放題とか行きません。
年齢がいくと肉でも魚でもバランスよく食べるというのが大切です。
今月から又、新しい気持ちで教室に臨みたいと思っています。
教室は楽しく気を学び、実技講習会は技術の習得を目指し特選会は
これを職業とし対価をいただけるようになるための学びの場です。
今日は5年ぶりに教室に復活しますと嬉しい電話をいただきました。
いつもブログを見て頂いていて私が90まで頑張るという決意を見て
又、教室にいきますという電話でした。
私も又、今月から新たな決意で頑張ります。
近くの桜の名所です。