症状を見極める

数日前は、三月のような暖かい日が続きましたが、昨日から一気に

真冬に逆戻りです。

九州は雪こそ降らなかったけど、東京とか東の方は雪の中での朝の

通勤風景がテレビで映っていました。

それでも後ひと月、三月になれば春の足音が聞こえてきます。

一昨日の夕方、何だか気分が悪くなり、胸がむかついてきました。

お昼に近くのカレーショップでカレーを食べましたが、それ以外変な物は

口にしていません。

段々、食欲がなくなり、せっかく用意してくれた夕食も欲しくなくなり

とにかく早めに寝る事にしました。

このように突然不快な状態になった時に、一番注意しなくてはいけないのが

痺れ、ろれつです。

このような症状が現れたら、すぐに救急車を呼ばなくてはいけません。

恥ずかしいとか、迷惑とか考えてる場合ではありません。

これが脳梗塞の初期症状です。

脳梗塞の場合、即座に医療機関で血栓を溶かす薬剤を投与しなければなりません。

そのタイムリミットが3時間半です。

この手当てが遅れると半身不随という後遺症が残ります。

私の場合、胸のむかつきと食欲不振でしたが、痺れなどなかったので

水分を多めにとって早めに寝る事にしました。

翌朝は体のだるさこそありましたが回復し、その日はゆっくりと

休養いたしました。

このように、いざという時の対応の仕方等を常日頃教室でお話していますが

みなさんに、しっかりと伝わっているか危惧しています。

それにしても、このような時に、やっぱりなんだかんだ言っても生身の

身体なんだと痛感いたします。

最近も私の、まわりで体の不調とか思わぬアクシデントに遭遇する方が

増えてきましたが、その方々に多いのが70代前後です。

80代には、あまり知人がいません。

今まで、いろんな人を見てきましたが、定年を過ぎた2~3年後

そして70歳前後に体調を崩したり、アクシデントに見舞われるという

ケースが目立つような気がします。

私の友人も10年前に食道がんになり年金を一度も手にする事なく

63歳で他界しました。

もちろん、これは私の憶測ですから何の根拠もありませんが

昔から代替わりという言葉があり、60歳、70歳、80歳というのは

人生のひとつの節目だと、よく言われますが、そんな事を考えながら

今回の症状を振り返ってみました。

みなさんに支えられて今まで永年教室を続けさせていただき、

おかげさまで、各教室共休む事無く今日まで頑張ってこれました。

もちろん、その間色々アクシデントがありましたが、なんとか

乗り越えてきて毎年正月には今までを振り返り、そして又新たな年に

向かい心を引き締め奮起を促しています。

今月の福岡教室にはニュージーランドから体験で参加していただきました。

ニュージーランドでは、時々東京教室に参加されるKさんが教室を開いて

おられ、その教室からの参加です。

又、京都教室にはロスから参加していただきました。

もちろん、このように外国からの参加でも前もっての連絡などありません。

当日の突然の参加ですが、私が不在では大変申し訳ありません。

ですから、教室の日は這ってでも行かなくてはなりません。

このように遠く外国からも、こんな私に会いに来てくださる皆さんに

心より感謝するとともに、このような人々の思いが、私の責任と使命感と

心の支えになっているのも事実です。

しかし、一昨日のような事があると気力は充実していても、やはり加齢は

避けられず、歳を追うごとに、ひたひたと忍び寄って来ているような

気がいたします。

もちろん、気弱になったとかそういう事ではありません。

老化、加齢は人間誰しも確実に訪れてきます。

しかし、老化の速度を変えるのは、まさに意識であり思いの力なのです。

教室で宣言しましたが、私は今の風貌、声、歩き、立ち居振る舞いで

90を迎えたいと思っており、80まで教室を続けたいと思っています。

でも最近思うのは、私がいくら80歳まで頑張ろうと、意気込んでも

教室は私ひとりではできませんし、そうなれば毎月ヒーリングに

来られてる、みなさんと縁がきれてしまいます。

教室は生徒の皆さんあっての教室ですから、皆さんも元気で後10年ほど

頑張って来ていただきたいのです。

これからも、笑いあり、感動あり、そして共に手を取り合って楽しく

教室を継続させていただきたいと心より願っています。

数日前、骨折したのでヒーリングしていただける方を紹介して

いただけないでしょうかと、ある方から電話がありました。

もちろん、私が近くにいれば、即引き受けるのですが、この依頼に対して

即答が出来ません。

私が紹介すれば期待してヒーリングを受ける事でしょう。

しかし今だ、私は目の前で骨折が数分で回復した例を見た事がありません。

ですから無責任に紹介はできません。

骨折と言えども数分、そして一回で回復しなくてはいけません。

何回、何日もかかっては空の会の定義に反します。

とにかく時間をかけては意味がありません。

『3S』の定義、そして一家に一人、気の達人、この提唱の意義を

再確認していただきたいのです。

後は近々私に会いに来るかどうか検討しますという事で電話が終わりました。

来週から京都に入ります。

又、共に切磋琢磨し、レベルアップに精進してください。

3S!

昨日、久々に我が家に帰還いたしました。

一度、外に出るとPCの前に座る事が出来ず、ブログが

遠のいてしまいます。

東京、名古屋、京都で今年最初の教室を行いました。

来週は福岡教室です。

東京の土曜教室では、教室が始まる1時間前にギックリ腰になったという

私とは10数年来の付き合いの40代の男性がきました。

コルセットをはめ、苦痛で顔をゆがめており教材にはもってこいの症例なので

みなさんに是非勉強していただこうと私の話が始まる前に気を送りました。

気を送り始めて、すぐに身体がゆらゆらと揺れ始め、そのままバタンと

後ろに倒れましたが、その後痛みはすっかり消え普通に歩けるように

なりました。

その間、約1分でした。

仕事があるというので、その後すぐに職場に戻りましたが、教室終了後に

痛みもなく普通に戻れましたと、感謝のメールがきました。

まるで魔法使いですねと、書き添えられてありました。

日曜日には、永年胸の圧迫感と空咳に苦しみ、大学病院など

いろんな医療機関で検査をしてもらったけど原因が分からず

医療機関を訪れるたびに、医師からは、又来たのかと嫌な顔をされ

あげくはクレーマー扱いをされる始末で途方に暮れているという

60代の男性がこられましたが、見ると背骨が大きく歪み永年の

デスクワークが原因とわかりました。

このケースも私の前に立っていただき気を送ったら、あっという間に

背骨が真っ直ぐになり永年の不快な症状は完全に消失しました。

これも、約1分ほどでした。

私が提唱している『3S』つまり『スピーディー、シンプル、シュアリー』

この3原則がこれです。

腰の激痛で苦しんでいる人に対して治療時間を3~40分もかけては

患者さんの方はたまりません。

1分1秒でも、早く激痛から開放されたいのです。

ですから私はギックリ腰に対して秒単位で回復させるよう努力しています。

通常、ギックリ腰に対しては2~3秒での回復をめざし、それが現実のものと

なっています。

このようなケースを教室で学んでいただき、今年もレベルアップに

頑張ってください。

空の会のことを話す時に気功教室という表現をしたら、そんな怪しいところ

行きませんと言われましたと、報告がありました。

私は、空の会は気功教室ではありませんと、今まで幾度となく

みなさんに、言ってきました。

にもかかわらず、今でも気功教室と言う方がよくおられます。

過去、気功教室の指導者が詐欺で逮捕されるというケースが

何度もテレビのニュースで流れました。

ですから、気功教室と言うと、このような誤解を招くのです。

私は今まで、気功を学んだ事もなく、気功師に師事したこともなく

気功の本なんか読んだ事もありません。

もちろん、気功を否定したり批判するつもりなど毛頭ありません。

しかし、残念ながら気功すなわち怪しいという見方が、世間の風潮なので

同等に見られるのが心外なのです。

初対面の方から、仕事は何をやってるのかと聞かれたら、ええいろいろと

口を濁します。

今までに、気に関する話をすると、えーっ、そんなの信じられないと言って

何度も、いかがわしそうな目で見られました。

ですから、たった一言で変な誤解を招く事を遺憾に思っています。

しかし、今まで40年に渡って真面目に真剣にこの世界を追求してきましたから

これに関しては自信と誇りを持っており臆するものは何もありません。

最近、大阪では、ある事をきっかけに広がりを見せています。

清く、正しく精進していれば必ず世間が認めてくれます。

来月は67歳です。

もう少し、スピードを上げて世間の人々に目を向けて欲しいものです。

1月の東京教室に行く時に正月らしく美しい富士山を拝む事が出来ました。

 

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

正月らしく雪の朝を迎えました。

みなさまの正月はいかがでしょうか?

『これからも、元気で長生きしてください、私たちのために!』

今朝、新年の挨拶で、こんな電話をいただきました。

高齢の私に、このようなメッセージをいただき、大変ありがたく

まだまだ私を必要として下さる方が、おられるという事に

心から感謝するとともに、自分自身が健康に気をつけ一日でも永く

世のため、人のために役立つ人間でありたいと心が引き締まりました。

昨年も、たくさんの感動がありました。

肉体は有限であり、歳を重ねるごとに衰えていきます。

しかし、思考は無限であり、歳を追うごとに、ますます冴えていきます。

この道に身を投じ40年の歳月が過ぎ去りましたが、振り返ると

随分進化を遂げました。

むかし、やっていた事が、すごく幼稚に見えます。

又、この進化の過程で多くの事を学びました。

気の世界での学びが、もっとも大きかったのは当然ですが

人に対しての考え方でも多くの学びがありました。

物事というのは、諸刃の剣、光と影、陰と陽です。

そして、いろんな事で一喜一憂、喜び悲しみ、感動と挫折、

おしるこの中に入れる、ひとつまみの塩です。

いろんな事があるから人生はバラエティーです。

今年も、泣いたり、笑ったり、怒ったり、悲しんだり

みなさんと共に手をたずさえて仲良く歩いていこうと思います。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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