気は出せば入ってくる!

26日の福岡教室で今月の教室は全て終わりました。

そして来月の教室で平成30年の教室は終了です。

 

教室は長いところで、かれこれ30年になります。

思えば良きにしろ悪しきにしろ色んな事がありました。

嬉しかった事、悲しかった事、辛かった事など、過去の色んな思い出が

走馬灯のように脳裏を駆け巡ります。

 

40歳で家を建て剣道の先生方を10人ほど我が家にお招きいたしました。

平成元年の事です。あれから30年の月日が流れました。

そして、今は皆さん他界され、どなたもいなくなってしまいました。

その時に来られた先生方は当時、今の私と同年代だったと思います。

10畳の座敷に座って、その頃の事を思い出すと一人一人の顔が浮かんでは

消え皆さんの顔を思い浮かべると当時の思い出が胸いっぱいに膨らみ

懐かしさや寂しさがこみ上げてきてまぶたが熱くなってきます。

昔の同級生など会う事もなく心に隙間風が吹く日々です。

これが歳をとるという事かと一人寂しさを募らせています。

 

しかし私は歳をとっても教室の皆さんに支えられ充実した毎日を

送らせていただき至福感で満たされた時間を過ごさせていただく事が

有り難く心からお礼申し上げたいと思います。

本当に有難うございます。

 

18日は東京で実技講習会を行いました。

28名の参加者で大いに盛り上がり、あっという間に2時間が

過ぎてしまいました。

今回も病気になる前の体に戻すという年齢退行がメインでした。

これは画期的な手法で素晴らしい結果が出ますが、その反面大きな

リスクも伴います。

次回の開催を希望されるか皆さんに聞いてみたところ全員希望されたので

来年3月くらいに実施しようかと思っています。

又、これ以上参加者を増やす予定はないので空の会の教室での募集は

致しません。

 

23日に久しぶりに熊本で無料体験会を行いました。

たくさんの参加者で熱気に包まれた体験会でした。

参加者の一人が尿管結石の為ずっと腰が痛いと言うので腰に気を送ったら

瞬時に痛みが取れました。

そして2日後の熊本教室の時、尿管結石の人を連れてきた生徒さんからの

報告で、あの後、腰の痛みがすっかりなくなり結石も出たようだと報告が

ありました。

このように気が出れば色んな感動を味わうことが出来ます。

しかし水道の蛇口から水がしたたる位の気では感動の結果を味わう事は

出来ません。

いつも言うように消防の放水銃のような気が出なければなりません。

電車に乗るためには満員の乗客が出なければ乗れないのです。

つまり気は出せば入ってくるのです。

教室でいつも実演を行いますが相手の指に触れるか触れないかぐらいでも

相手は吹っ飛んでいきます。

もっともっと気が出せるように精進しましょう。

 

福岡教室では若い女性が首に触られると、くすぐったくて鳥肌が

立つので困ると言うので目をつぶって私の前に立って下さいと

言って10秒ほど立ってもらいました。

そして目を開けてもらって他の人に彼女の首に触ってもらいましたが

くすぐったさは全く感じなくなりびっくりしていました。

彼女が、いったい何があったのですかと言うのでくすぐったいスイッチを

オフにしたんですよと言ったら訳が分からず狐につままれたような

顔をしていました。

勿論何も声かけはせず頭の中に入ってスイッチを切り替えただけです。

 

このようなやり方をもっと具体的に教えて欲しいと教室で言われますが

スイカの味やメロンの味を言葉で言えないように言葉では伝える事は

出来ません。

つまり私の一挙手一投足を盗むのです。

言葉の強弱、間の取り方など真似をするのです。

 

空の会では気を出す方法と相手の脳に入り込む方法の二本立てです。

理論や理屈、型など一切ありません。

あるのは結果のみです。

そして誰でも習得出来るのです。

 

教室ではブログで書けないような事をたくさん学んでいます。

 

熊本での体験会の翌日温泉と川下りで有名な人吉に行ってきました。

観光列車のやませみ、かわせみという豪華な列車に乗りました。

八代までは鹿児島本線ですが八代からは肥薩線というローカル線に変わります。

 

豪華な列車でしたが電化がされてなくディーゼルでした。

 

豪華列車の車内です。

川下りで有名な球磨川です、この日は渇水の為川下りはお休みとの事でした。

実技講習会

今月は東京特選会、東京実技講習会と連続で講義を行いました。

特選会は過去何度も勉強会を実施しメンバーの皆さんも

かなりレベルアップし力をつけてきました。

このメンバーは現在本業として頑張っておられ、その他の方は

今後プロとして開業を目指している方々です。

 

毎月の教室の皆さんは野球で例えるなら草野球であり野球を楽しんで

おられる方達です。

特選会の皆さんはプロ野球と同じで、これで生活の糧を得ている

方達です。

 

実技講習会というのはプロを目指している訳ではないけどせめて体の

痛い所を瞬時に取る事が出来るようになりたいという方達の勉強会です。

今回、実技講習会は初めての試みでしたが28名の参加で熱のこもった

勉強会でした。

これを今後継続するか皆さんの、ご要望を聞きながら判断したいと

思っています。

 

今年に入ってから、ある教室に50代の女性が参加されるように

なりました。

7~8年前にパーキンソンを発症し長年大病院に通っているが

症状は悪化するばかりで主治医も困惑しているとの事でした。

この数か月教室で気を送ってきましたが回を重ねるごとに症状が

好転し先月から発症する前の身体に退行させたところ一気に症状が

回復し、主治医に診察をしてもらった結果

『パーキンソンを発症して7~8年も経つのに、この状態はあり得ない

当分は病院に来ないで様子を見ましょう』という事になったと

私に喜びの報告をしてくれました。

この数か月前から実施している病気になる前の身体に戻すというのは

画期的な発見でした。

 

明後日は熊本で久しぶりに無料体験会を行います。

そして日曜日は熊本教室を行い月曜日は福岡教室を行って11月の教室は

終わりです。

そして来月の教室で今年の教室は終了します。

時の人時が過ぎればただの人

先日、博多駅で『先生、後姿を見たので追いかけてきました』と男性から声を

掛けられました。

よく見るとキャップをかぶっていましたがソフトバンクの往年の

4番バッターでした。

『おう、久しぶりやねえ、元気やった?今どこに住んどると・・・』

数分間の事でしたが久しぶりに立ち話をして握手で別れました。

そして彼は普通に駅の雑踏の中に消えて行きました。

沢山の人がいる中、誰も気づく様子はありませんでした。

現役の頃なら、とても博多駅の中など歩けなかった事でしょう。

こんな時、彼らはどんな思いで雑踏を駆け抜けるのだろうか???

折しもソフトバンクが日本一を目指している時でした。

 

『時の人、時が過ぎればただの人』

 

こんな言葉が浮かんできました。

若い時代華やかな世界に身を置けば置くほど悲哀を感じるのかなあと

現役を離れ一回り小さくなった彼の背中を見送りながら人生の縮図を

見るようでした。

 

ふっと我に帰りました。

彼と最初に会ったのは26年前の事です。

大学を出て福岡の球団に入団した彼、その時、私は44歳でした。

気がつくと後3ヶ月で71歳になります。

先月風邪をひいて1ヶ月苦しみました。

食欲もなくなり昨日体重を測ったら66キロあったのが60キロに

なっていました。

数年前にはこんな事はなかったです。

体力がなくなり、これが歳を取るという事かと愕然としました。

と同時に後何年続ける事が出来るか考えるようになりました。

ネガティブだという声が聞こえてきますが、そんな問題ではありません。

もっと現実を直視しなければなりません。

 

今まで病に苦しんでいるたくさんの人に無差別に手を差し伸べてきました。

そしてたくさんの人を救ってきました。

しかし、その反面不快な思いもたくさんしてきました。

もう、この辺で立ち止まって、もっと自分を大切にしようと思いました。

教室はこれまで通り続けますがヒーリングを制限する事にしました。

今後ヒーリングの対象は空の会の会員さんを対象とし、そのご家族までと

致します。

会員さんの友人に関しては会員さんが責任を持ってご紹介いただくと

いう場合に限ります。

又、ご紹介のないものは全てお断りする事にしました。

 

目的は、あらゆるトラブルを回避するためです。

決してもったいぶってるのではありません。

あまりに不愉快な事や理不尽な事が多すぎるからです。

これらをご理解いただいた上でヒーリングを行いたいと思っています。

 

今週、金曜日は名古屋教室、土曜日は東京教室、日曜日は東京特選会です。

老骨に鞭うって臨みたいと思っています。

メニュー
浦田紘司著書
気の極意
気の極意

「気」を自在に使いこなす
「気」を自在に使いこなす
過去の記事