『後、7分で東京行きののぞみが出発します』
しかし、出発時間になってもいっこうに動きだす気配はなくずるずると1時間が過ぎてしまいました。
そして、静岡、沼津間強風のため運行を見合わせるとのアナウンスがあり下車される方は運賃の払い戻しをするとの事、そしてその後まもなく今度は富士川の水位が危険水域を超えたので運行を終日見合わせるとのアナウンス。
もしもの事を考えて名古屋駅前のホテルを予約していたのですが、のぞみが出発するという女性駅員の言葉を信じたためにせっかくの予約をキャンセルしてしまったので再度予約すると時すでに遅し、もう満室との事他のホテルも問い合わせましたが、どこも満室という返事にがっかりしながら長期戦を覚悟して客席に座り込みました。
その内にだんだんと乗客の数も少なくなり、車内は寂しくなっていきました。
夜中にお腹はすくし、のどは渇くので改札を出て近くのコンビニで食料の買出しに行き一息つきました。
その後悶々とした時間が過ぎて行き朝の5時20分に、車両点検のため電車から降りてくださいというアナウンスがあり全員ホームに投げ出されました。
その後、始発の6時20分のひかりも姿を見せず、結局名古屋駅を出発したのは午前7時30分でした。
電車に8時間閉じ込められ、ホームに2時間つながれました。
教室を永くやっているとこのようなアクシデントに見舞われることもあります。
今回名古屋教室では半分の人がお休みでした。
しかし、私は生徒がたった一人でも必ず開講します。
今回は用心のため昼の12時には名古屋に入り夜6時半の教室まで名古屋駅界隈で雨の中じっと時が経つのを待ち、やっと教室を終えた後このような最悪の事態が待ち受けていました。
電車の中では一睡も出来ず、翌日は東京教室を行い昨夜九州の我が家に戻ってまいりました。
先日は危篤状態の義母と東京教室が重なり最後を看取ってやることが出来ませんでした。
しかし、私は如何なる事情があろうとも教室が優先順位第一位です。
7月の梅雨明けまで気を許せません。
たくさんの方にご心配をおかけしました。
ありがとうございました。
とりあえずのご報告まで!