昨日は熊本の益城町にボランティア活動で行ってきました。
平日よりも土曜日の方が若い人達が来やすいという先方の希望があり
昨日実施しましたが、やはり連休の初日という事で前回よりも参加者が
少なく短い時間で終わりました。
しかし中には農業の指導者という70代の男性が自宅が半壊し、がれきの片づけで
肩と腕が半年前から痛く病院に行っても何の変化もなく日常生活に支障を
きたしていると訴えていましたが手首には包帯を巻いて痛そうでした。
こういう場合は肩こりを取る腕の三か所に気を送ると痛みがとれるので
そこに気の針を打ちました。
少し強めに抑えると、ウッと言いながら顔をゆがめていましたが2分ほどで
あれほど痛かった肩と手首の痛みが取れビックリしていました。
そして痛かった腕をグルグル回して、いつものように不思議だ不思議だを
連発していました。
その後、巻いていた包帯を取り外に出て車に戻り家で採れたから食べてと
大きなスイカを両方の手で抱え笑顔で持って来られました。
ヒーリングの後、みんなでいただきましたが、甘くてとても美味しく
初物のスイカでみなさん笑顔いっぱいでした。
私は気を送る前に相手の顔を見て話を聞いた後にどこに気を送れば最も効果が
あるのか瞬時に判断をして気を送ります。
このように無駄なところに気を送るという事がないので非常に短い時間に
効率よく改善する事ができるのです。
60代の男性は私は体の全部が悪いのですと訴えていましたが、このような
ケースが最もやりにくい対象です。
例えば肩とか腕とか腰と言うように場所が特定出来ればそれに対応できるのですが
方法手段がないので普通に気を送って終わりにしましたが多分本人も納得して
ないであろうと思います。
勿論今回もボランティア活動で実施しているので受け入れましたが
個人的な依頼であれば、お断りする症例です。
他にも何人か気を送りましたが、やはり女性の方が反応が良いようです。
今回は仮設で生活をしているという方が数人来ておられたので今後も仮設の
人達が増えてくるだろうと予想しています。
今回は福岡教室から3人熊本教室から2人参加されましたが、いい勉強になったと
感想を述べておられました。
今日はヒーリングの為に自宅を開放して下さった方からお礼の電話をいただき
今回所用で来れなかった方達から残念だった次回はいつあるのでしょうかと
聞かれたそうなのでせっかく、ご縁が出来た益城町ですから
これからも継続したいと思っており次回は7月に伺うと約束を致しました。
5月は東京組の特選会を行うので症状に合わせどこに気を送ればより効果が
あるのか特訓を行いたいと思っています。
福岡教室の児嶋さんの、お孫さん(児嶋さくらさん)が快挙を成し遂げられましたので
児嶋さんの承諾を得て皆さんにご紹介させていただきます。
児嶋さくらさんは漫画家を目指しておられ現在19歳ですが17歳の高校生の
時に代々木アニメ学院の才能発見プロジェクト審査で漫画、小説の部門で
グランプリを獲得し輝かしい将来に向かって歩き始めました。
これからメジャーになっていかれる逸材です。
皆さん名前を覚えていただいて、これから是非応援、よろしくお願い致します。
第二回才能発見プロジェクト審査結果発表
才能発見プロジェクトは、未来に輝く才能を発掘発見するプロジェクト。
可能性を感じる方を評価し選出。受賞者には、代々木アニメーション学院が学費のサポートを致します。
2015年2月1日には、第2回を実施し、声優・アニソン・ライトノベル・イラストの各部門で優秀賞を始めとする各賞を選考。全校の優秀賞受賞者の中より「グランプリ」が選ばれました。
その結果を発表いたします!
グランプリの受賞者は、全国の優秀者の中から選出されます。
第2回才能発見プロジェクト、グランプリの受賞者
児嶋 さくら さん
ノベル部門、イラスト部門双方への応募でした。今回のグランプリは、両部門での受賞です。
2作品共に評価が高く、メジャーデビューの可能性を感じる作品でありましたので、グランプリの選出となりました。
児嶋さんには、学院入学時に2年間の学費免除が付与されます。
【受賞コメント】
この度は、グランプリに選んでいただきありがとうございました。
家でラーメンを作っている時、代アニから審査結果の電話がかかってきました。
嬉しさと興奮で叫びながら、ラーメンを食べていた事を私は一生忘れないでしょう。
これからも、これを糧にし、一層頑張って作品を作っていきたいと思います。
イラストの部門でグランプリ獲得です。
小説の部門でもグランプリ獲得です。
ノベル受賞作品(受賞作品冒頭ご紹介)
幽桜の約束
流石川こさく
風のない静かな景色の真ん中に、枝垂桜の巨木が、世界を抱きしめるかのようにその枝を大きく大きく広げている。春の光が満ち、鮮やかな空の青よりもう一つ上の彩度で、東山の緑はくっきりと映えていた。太い幹に垂れ下がった無数の枝には薄紅の桜の花びらが光を反射して、よりいっそうあたりを明るく照らしている。
その下のベンチには二人の乙女。一人は白いワンピース、一人は着物。二人とも長い黒髪を結い上げている。声は遠くて聞こえるか聞こえないかくらいだが、快活に笑いあう二人の瞳の中には恥じらいと夢の輝きがやどっていた。
「ふぁーぁ……」
ん……。今何時やろ……。んげ! もう八時や! 学校行かなー。たよは布団から飛び起きて古い廊下を走り、ばーさんのいる台所へ。
「ばぁさあぁん! ねぼうした! 遅刻やちこく!」
「……。あんた、何ゆーてんねん。今日から春休みなんやろ?」
「あっ! そうやった! うおぉ! やったー。ばんざーい!」
あきれ果てた顔で、ばーさんがこちらを見る。おいおい、ばーさんよ、そんな顔でかわいい孫を見るでない。
たよの家は母子家庭で、ハハはヘルパーの仕事をしていて、夜勤の時はこうして近所にあるばーさんの家に泊まりにくるのだった。あ、ちなみに「ハハ」とは、たよの母のことで、何故か、たよもたよの友達も、たよの母のことを「ハハ」と呼んでいるのだ。
と、ばーさんのうめき声。
「うわー、カビ生えてるるわあぁ」
「え? どーした? ばーさん! 歯ブラシにカビが生えたか? 歯磨きしないあまりにブラシにカビがはえたか?」
児嶋さくらさんの紹介でした。
さあ明日から5月です。
みなさん、ゴールデンウイーク色々計画がある事でしょう。
先日熊本から帰る九州自動車道では上り下りの車線で事故のため大渋滞が
おきていました。
私は、うまくその間隙を縫って帰ってきました。
みなさんも、どうぞ事故には気をつけてゴールデンウイークを
楽しんで下さい。
熊本にはクマモンがいます。
北原白秋の故郷柳川で、うなぎを食べました。