先日、通信講座の撮影のために出かけた大分県の某所で立ち寄った
観光の町でのことです。
小さなおみやげ店で話がはずみ気の話になりました。
すると店の女性店主が自分の友人の女性が腰痛で悩んでいるのでお願いしたい
というので、まあ親しくなったのでじゃあ呼んで下さいという事になり
早速彼女がやってきました。
見ると背骨が大きく曲がっており、そのゆがみを取ってやると痛みがなくなりました。
さてこれからが問題です。
これはいつも教室で話す事ですが回復した翌日に好転反応で痛みが出る事が
よくあります。
しかし、これは痛みが消える前兆なので心配ないのですが、本人にしてみれば
痛みが余計にひどくなったと憤慨するかもしれません。
実はこういう現象が起きるかもしれないよと前もって伝えればいいのですが、
そのために暗示にかかり自分自身で痛みを引き起こすかもしれず、判断が
大変難しいところです。
まあ、いずれにしても整体などの治療のように相手の体には触れていないので
まったく心配はいりません。
また、無料奉仕、つまり善意で行ったことですから問題になるようなことは
ないのですが、このように翌日の好転反応を伝えるべきかどうかというのは
大変悩むところです。
みなさんもこのようなケースに遭遇した時には私の言葉を思い出して対処
してください。
ヒーリングの時には絶対に相手の体に触れてはいけませんと今まで教室で耳に
タコが出来るほど話してきました。
つまり危険を回避するのです。
触れなければ何の問題も起きないのです。
今回のケースも翌日に激痛が来たと私の同行者に連絡が入り女性店主が憤慨して
おられたようですが、このように気のことなど何も知らない人に善意でヒーリングを
行うことの難しさを経験し今回のことでもいい勉強になりました。
私は今回のように行きずりの場所でのヒーリングは今後慎もうと思っています。