作家の立松和平さんが、2月8日多臓器不全で逝去されたという事を知りました。
62歳、私と同じ年です。
あの独特の語り口がもう聞けなくなりました。
17年前に10歳上の長兄が突然亡くなりました。
55歳心筋梗塞でした。
その半年後に7歳上の次兄が拡張型心筋症で亡くなりました。
52歳でした。
父は61歳の時に心不全で亡くなりました。
今、私の家系で男では私が一番の長生きになりました。
再び生まれた時に還るという還暦を過ぎてから、死という事に意識が向くのを実感するようになってきました。
もちろん、誰でもいつかは訪れる死という事を恐れているという意味ではなく、今、生かされている命の有難さという事をもう一度再認識し、命の尊さという事をしっかり見つめなおし生きるという事に思いをはせるようになってきました。
長い人生ですが、もう残りの方が少なくなってきました。
これからも、1日1分1秒を大切にし、生かされてる事に感謝し悔いのない人生を送ろうと、日々自分自身に語りかけています。
「生者必滅会者定離」 いつかは必ず別れがやってきます。
その時まで共に健やかに人生を歩んでゆきましょう。