さて明日からゴールデンウイークです。
巷では海外に出発する人、国内旅行に出かける人達の嬉しそうな華やいだ姿が
テレビで映し出されます。
しかし一方韓国では高校生たちの悲惨なニュースが連日テレビから流れ
心が痛みます。
人は一寸先の事はわかりません。
『今を生きる』
私の著書にも書きました。
一日一日を大切にし悔いのない人生を送りたいものです。
教室では四月から原点に立ち返り基本から学び直しています。
例えば肩が痛い時に肩に気を送るのではなく首の一点に気を送ると肩の
痛みが瞬時になくなります。
このように痛みを取る時の気を送る場所などは実践でお伝えできます。
しかし、いつも質問に出てくるように、どうすれば気を出せるのかは口では
お伝えできません。
それは、梨と柿の味の違いを口で伝える事が出来ないのと同じです。
しかし気さえ出るようになると色んな劇的な結果を生む事が出来るようになります。
以前本の中で紹介したパートナーの代用品を今月の教室でみなさんにプレゼント
いたしました。
毎日毎日これを使って気を出す訓練を続けてください。
必ず気の量が増加していきます。
今月の東京教室に難病の女性が参加されました。
教室ではヒーリングはいたしませんと、いつも口にしていますが、気を体感して
いただく事はしています。
この女性は30年前から身体が冷え始め真夏でも何枚も服を重ね着し、フトンを
4枚着て寝ているけれど寒くて眠れず、どこに行ってもこの苦しみをわかって
もらえず大阪の大学病院では脳の病気だと診断され薬を処方されたけれど何の
変化もなく、もう死にたいと涙ながらに訴えていました。
よく見ると身体全体の気のとどこおりと、まさに脳のスイッチが誤った方向に
入っているとわかりました。
それで寝てもらって足の方から気を送ったら頭がブルブルと震えだし全身に
痙攣が始まりました。
そして数分後には冷えがすっかりなくなり、感激の涙と笑顔で顔がクシャクシャに
なってしまいました。
そして、いつものように教室全体が感動の渦に包まれました。
教室終了後には30年前の身体に戻り晴れやかな笑顔で教室を後にされました。
翌日事務所に感激のお礼の電話をいただきました。
さて、空の会の癒しは痛みを取る肉体に関する気と脳のスイッチを
切り替える気と二つありますと、いつも口にしていますが今回は典型的な
例でした。
特選会を卒業して開業される方が何人もおられますが、このようなケースに
遭遇する事も出てきます。
その時にもっとも大切な事は絶対に上から目線で対峙してはだめです。
必ず相手の方と同じ目線でジックリと言葉に耳を傾けねばなりません。
開業されてヒーリングに来られる方は○○先生と呼ばれると思いますが、
そこからの対応が大切なところです。
今までに先生と呼ばれるようになって徐々に人が変っていく様を何度も目に
してきました。
段々と人が離れていくようになった時に気がつくかどうかが問題です。
私は、いつもこの言葉で心をひきしめます。